The Village Green Preservation Society

THE KINKS
Are The Village Green Preservation Society


Are The Village Green Preservation Society
THE KINKS
1968 USA 12"LP
REPRISE / 6327
ところで、
ハンバーガーの自動販売機ってあったよね。
200 円 ぐらいでさ、
お金入れてボタン押すと
ウィ〜ンって二分ぐらい待たされて
( たぶん、チン していたのだろう・・・ )
紙の箱に入った熱々のハンバーガーがでてくるやつ。
ハンバーグ と チーズ と ケチャップ だけの
いたってシンプルなシロモノだったが
パンが蒸されたように柔らかくて、
フカフカで、大好きだった。
というか、
機械から食べ物が出てくるという 近未来的 なところが
よかったというのもあるね。
最後に確認したのは
95 年ごろ高速道路の サービス・エリア で
存在を確認し、3 個 食べたが、
自動車には乗らない選択をしたので、
というか 卒験 の時、教習所の先生に
できるなら身分証明だけに使え。
と言われ、本人も自覚がなかったわけではないので
それが最後となった。
"The Village Green Preservation Society" - THE KINKS 1968


Are The Village Green Preservation Society
THE KINKS
1968 FRANCE 12"LP
PYE / VOGUE / CLVLXPY 298
小学校の時、
夏休みのラジオ体操の後、
近所に お城の跡 があって、
その周りの お堀 に 雷魚 が生息していたので
仲良し マイ・メン とよく 雷魚釣り にいった。
みんなが、お堀 と呼んでいたその場は
デカさが実感できるぐらいのちょうどいい広さで
後ろには 江戸時代の石垣 と うっそうと生えた 葦。
対岸は、葦の隙間に バラック みたいな建物がチラホラ。
雰囲気バッチリな 緑色の沼 みたいなところだよ。
お堀 には、いろんな伝説があって
深さが 3 メートル ぐらいあり、藻が大量に生えているために
万が一落ちれば、
もがけばもがくほど藻が足に絡まり、
決して助からないと言われていた。
事実、
ぼくの小学校時代の担任のご主人が
お堀 に落ちた人を助けようとして飛び込み、
救助はしたんだが、
ご主人は、無念にも 藻 の餌食となってしまった。
また 二百年生きている 錦鯉 がいて、
その鯉は、成長と進化の果てに
なんと 歯 が生えていて
ネズミ や 犬 を食べているらしいとのこと。
もちろん、おれは全面的に信じていた。
お堀 は神秘であり、
ちびっ子連 にとっては、手っ取り早い アマゾン だったのだ。


Are The Village Green Preservation Society
THE KINKS
1969 JAPAN 12"LP
PYE / NIPPON COLUMBIA / YS 2120 Y
さて、釣りの話に戻るが
文字通りラジオ体操を終え
準備が整った ちびっ子連 は
自販機で ハンバーガー と 紙パックのコーヒー牛乳 を仕込み
自転車で お堀 に向かう。
で、駐輪するのだが
気配を消す為に、スタンドを立てないで
無造作に放置するのが流行ったりした。
お城の 石垣 を命がけでおりて
身長以上ある葦を掻き分け
たまに、足下がズブズブと沈んでいくと
気分はかなり盛り上がってくる。
そうすると、いきなり巨大な一枚岩があり
そこがメインの釣り場。
たまに風が葦を揺らす音が聞こえるだけで
あたりを朝の静けさが覆っていた。
到着すると、はやくもファースト・コンタクト。
目の前の水際から
5 〜 60 センチの雷魚がヌーっと泳いでいく。
水面はその波状だけが広がり
雷魚 が泳ぐ音がきこえるようで
全員息を呑んだ。
さらに葦の生え際に チビ雷魚 がプカプカ浮いてたりして
まさにナチュラル・ミスティック。
雷魚 ってその名の通り
黄色っぽい縞が走ってて
なんでも喰う獰猛なヤツで ワニ みたいなイメージ。
スゲー臭くて極悪なヤツだ。
ブラックバス がまだ日本を席巻する前で、
肉食の淡水魚といえば 雷魚 だし、
"肉食" ってのが、またなんともかっこよかった。
雷魚 = ピラニア = 人食い鮫 = エイリアン。 って感じ。
そうなのだ、俺たちは今から
獰猛な エイリアン に戦いを挑むのだ !
で、ルアー を選んだり、リール のラインをほどいたりしながら
準備をしつつ、
その ハンバーガー を ハフハフ しながら食べて
コーヒー牛乳 で流し込んだ。
また食べたい。
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